変数には1つの値しか入れられません。
1つの値しか入れられないとなにかと不便ですよね。
複数の値まとめて変数に入れる方法としてリストがあります。
今回は複数の値を保持できるリストについて紹介します。
リストとは
リストを使うと複数のデータを変数に格納できます。
リストはこのように定義します。
[] #空のリストを定義する
[]
を作るだけなので簡単ですね。
リストの中にデータを入れる
リストの中にデータを入れましょう。
1つデータを入れるパターンと複数のデータを入れるパターンを比較します。
複数入れるときは,
で繋げてあげましょう。
先程は文字列を入れましたが数値や日時型, 変数も入れられます。
どんなデータ型でもリストを使えば複数個データを入れられるので便利ですね。
リストを変数に入れる
複数の要素を持ったリストを1つの変数に入れられます。
これで1つの変数でも複数のデータを扱えますね。
リストから1つの要素を取り出す
複数のデータを持つリストですが1つだけ取り出すときはインデックスを指定してあげましょう。
インデックスとはリストが持つ番号で先頭から0
と数えます。
インデックスを指定して値を取るときはリストの後に[インデックス番号]
とします。
インデックスは常に0始まりです。1始まりではないので注意しましょう。
ちなみにインデックス番号を超えて指定するとエラーになります。
リストの要素をすべて取り出すときはfor文を使おう
リストの要素を取り出す時その都度インデックスを指定するのもめんどうですよね。
そんなときは繰り返し処理のfor文を使って取り出してあげましょう。
リストの要素を取り出すときは2パターンあります。
1つはインデックスを指定して取り出す場合
2つ目はin
の後にリストを置く場合
通常はin
の後には繰り返し回数を置くのですがリストを置くこともできます。
同じi変数
でも入っているデータが違いますね。
1つ目はリストのインデックス番号でしたが、2つ目はリストの要素でした。
状況によって使い分けましょう!
まとめ
今回はリストの作り方とその使い方について紹介しました。
リストは実務でとても使います。プログラムを書いているとリストを使わなかった日はないんじゃないかなと思うほど使います。
それだけ重要なプログラミング文法なのでしっかりと使い方を覚えておきましょう。
ここではリストのメソッドについては紹介しきれなかったのでまた別の記事で紹介します。