【解説】ホストするとは?IT業界で使う「ホスト」の意味を紹介

IT用語_ホストする オペレーティングシステム

試験勉強をしていると「ホスト」という単語がありました.

インスタンス上でホストされた

英語の「ホスト(主催者)」とIT文脈で使う「ホスト」は少し違う意味で使われておりそのまま訳すと意味が通りません.

今回はIT業界でよく使う「ホスト」の意味を紹介します.

IT文脈で語られる「ホスト」とは?

初めに英語が持つ「ホスト」の意味を確認しましょう.

英語で「Host」は「主催者」という意味があります.
これと似たような意味でIT文脈でも「ホスト」を使います.

  • システムの中心的な役割を担うコンピュータ
  • ネットワークを通じて他の機器に機能を提供するコンピュータ
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機能を提供するという意味から「サーバー」のことを「ホスト」と呼ぶこともあります.

ホストするとは?

「ホスト」という名詞の場合は「機能を提供する・中心的な役割を持つコンピューター」という意味を持ちました.これが動詞になるとどういう意味になるでしょうか?

例えばこのような文がありました.

インスタンス上でホストされた新しいアプリケーションをテストしています.

問題27. (クラウドアプリケーションの安定稼働の実現)

インスタンスは「実行環境」くらいで訳せば良いでしょう.

この場合の「ホストする」はアプリケーションが実行できる環境を提供するという意味と訳せば意味が通りそうですね.

実行環境で実行可能な新しいアプリケーションをテストしています

このように訳すと意味が伝わるのではないでしょうか.

「ホスト」は機能を提供する意味に付随して,コンピューターや環境で動作するという意味がありそうですね.

まとめ

今回はIT文脈の「ホスト・ホストする」の意味を紹介しました.

名詞では「機能を提供するコンピューター」,「中心的な役割を持つコンピューター」という意味を使われることが多いですね.

動詞だと「処理を実行できる」や「環境で動作する」という意味で使われます.

「ホスト」という単語が見つけたら「機能を提供する」,「実行できるようにする」と訳しましょう!