先日 Azure Fundamentals に合格しました。
Azure受験のきっかけは新しいプロジェクトでAzureを使っていたためです。
これまでAzureは触ったことがなかったので急いで勉強しました。
受験した率直な感想は「思ったより難しかった」です。
想定よりも時間がかかってしまいました。
今回は受験体験を踏まえAzure Fundamentalsの難易度について紹介します。
Azure Fundamentalsの難易度
Azure Fundamentalsは比較的簡単な試験でしょう。
(私個人としては難しく感じましたが。。。)
問題数は40問程度で少ないですね。
合格ラインは70%あり一般的な水準でしょう。
Azure Fundamentalsでは難しい計算問題は出題されません。
問題の多くは暗記問題です。正しい知識を身に付けていれば正解できます。
以上からAzure Fundamentalsの難易度は易しいと思いました。
合格までの勉強時間
私の勉強時間はおよそ20~30時間でした。
- 平日:2時間
- 休日:4時間
試験期間は2週間を予定していたので20~30時間以内に収まったと思います。
資格取得までの勉強時間の目安は10〜20時間程度です。
生成A Iより
Azure Fundamentals の勉強時間について書いた記事をいくつか見ましたが、その多くが10~20時間とありました。
実際に受験した身としてはこの勉強時間はちょっと少ない気がします。
10時間程度で合格できるのはAzureやクラウドの経験者でしょう。
IT未経験だとすると10時間では収まらないと思うので、この時間は鵜呑みにしてはいけません。
未経験の場合は1.5~2倍の勉強時間を見積もると良いと思いました。
勉強時間が伸びた理由
初めは他のサイト通り10~20時間を見積って勉強しました。
しかし実際は20時間を超えてしまいます。
勉強時間が伸びてしまった理由はこちらです。
- 試験範囲が広い
- クラウドの概念に関する問題が多い
- Azureが未経験だった
これから受験する方は参考にしてみてください。
試験範囲が広い
Azure Fundamentalsは3つの分野で構成されています。()内は出題率
- クラウドの概念について説明する (25–30%)
- Azure のアーキテクチャとサービスについて説明する (35–40%)
- Azure の管理とガバナンスについて説明する (30–35%)
見ての通り、クラウドに関する問題からAzureサービス、セキュリティまで幅広く出題されていますね。
Azureは100を超えるサービスがあると言われています。
さすがに100個全て出題されることはありませんが、主要なサービス30種類くらい登場していました。
これだけで覚えるのが大変ですね。
似たようなサービスも多く整理するのが大変でした。
クラウドの概念に関する問題が多い
試験範囲にもありましたが、クラウドの概念について問われます。
実務者の場合、概念は苦手な方が多いのではないでしょうか。
私はここらへん雰囲気で理解していたので詳しく質問されると答えられませんでした。
Azureが未経験だった
これまで実務でクラウドを使ったことがありました。
使ったことがあるクラウドはGCP(Google Cloud Platform)とAWS(Amazon Web Service)の2種類です。
ちょうど Azure だけ使ったことがなく、サービス名とサービス内容を対応させるのに時間がかかりました。
これまでGCP(Google Cloud Platform)とAWS(Amazon Web Service)は使ったことがありました。
まとめ
今回は受験経験をもとにAzure Fundamentalsの難易度について紹介しました。
Azure Fundamentals思ったより難しかったですね。
「10~20時間で受けるなら余裕じゃん」と思いましたが、実際に勉強すると詰まりました。クラウドはインフラと関係するので難しくて当然です。
ネットの情報は参考程度にすると良いと思いました。
人それぞれ経験値も違うので、それを考慮して勉強時間を見積もると誤差少なく受験に臨めるでしょう。