【Git】変更内容をGitで管理しよう!git add, git commitコマンドの使い方について紹介

20231009_Linux 開発支援ツール

リポジトリを作成する方法を紹介しました.
しかしこのリポジトリにはまだファイルがありません.

ファイルを追加しGitに作業記録を残しましょう!
もし作業内容が削除されてもGitに履歴が残っていれば履歴から元に戻すことができます.

今回はリポジトリにファイルを追加する方法を紹介します.

リポジトリにファイルを追加する

practiceディレクトリはリポジトリですが,まだ1つもファイルがありません.

新しいファイルを作成しバージョン管理しましょう!

クリックして拡大できます
$ touch sample.py -- ファイルを新規作成する

touchコマンドでPythonファイルを新規作成しprint()を記述しました.

このファイルをGitリポジトリの履歴に追加していきます.

add と commit コマンド

リポジトリに追加するには2つのコマンドを使います.

  • git addコマンド:リポジトリの履歴に追加するファイルを選ぶ
  • git commitコマンド:リポジトリにファイルの変更履歴を追加する

初めにgit addコマンドでリポジトリの履歴に追加するファイルを選びましょう.

クリックして拡大できます
$ git add ファイル

コマンド結果は表示されないのでコマンドが実行されたか不安になりますよね.

そんなときはgit statusコマンドでファイルの管理状況を確認しましょう

クリックして拡大できます
$ git status

new file: sample.pyと表示されGitの管理対象になったことがわかります.

ただし,Changes to be committed:とありまだ変更結果がリポジトリの履歴に追加されていません.

git commitコマンドで変更履歴を確約させましょう!
-mオプションを使うとメッセージを付けて履歴を追加できます.

クリックして拡大できます
$ git commit -m 'コミットメッセージ'

ファイルを新規作成した記録はGitリポジトリに履歴として残りました.

この履歴は1つのバージョンとして保存されます.このバージョンをコミットと呼び,新しいコミットをGitリポジトリに追加することを「コミットする」と言います.

まとめ

今回はGitリポジトリにファイルを追加する方法を紹介しました.

ファイルを追加するには2つのコマンドを使います.

  1. git addコマンド:リポジトリに追加するファイルを選ぶ
  2. git commitコマンド:ファイルの変更履歴をリポジトリに追加する

ファイルの変更状況を確認するときはgit statusコマンドを使いました.

Gitで作業内容を管理するともし変更内容が消えても履歴から元に戻せるので便利ですね!