リポジトリを作成する方法を紹介しました.
しかしこのリポジトリにはまだファイルがありません.
ファイルを追加しGitに作業記録を残しましょう!
もし作業内容が削除されてもGitに履歴が残っていれば履歴から元に戻すことができます.
今回はリポジトリにファイルを追加する方法を紹介します.
リポジトリにファイルを追加する
practice
ディレクトリはリポジトリですが,まだ1つもファイルがありません.
新しいファイルを作成しバージョン管理しましょう!
$ touch sample.py -- ファイルを新規作成する
touch
コマンドでPythonファイルを新規作成しprint()
を記述しました.
このファイルをGitリポジトリの履歴に追加していきます.
add と commit コマンド
リポジトリに追加するには2つのコマンドを使います.
git add
コマンド:リポジトリの履歴に追加するファイルを選ぶgit commit
コマンド:リポジトリにファイルの変更履歴を追加する
初めにgit add
コマンドでリポジトリの履歴に追加するファイルを選びましょう.
$ git add ファイル
コマンド結果は表示されないのでコマンドが実行されたか不安になりますよね.
そんなときはgit status
コマンドでファイルの管理状況を確認しましょう.
$ git status
new file: sample.py
と表示されGitの管理対象になったことがわかります.
ただし,Changes to be committed:
とありまだ変更結果がリポジトリの履歴に追加されていません.
git commit
コマンドで変更履歴を確約させましょう!-m
オプションを使うとメッセージを付けて履歴を追加できます.
$ git commit -m 'コミットメッセージ'
ファイルを新規作成した記録はGitリポジトリに履歴として残りました.
この履歴は1つのバージョンとして保存されます.このバージョンをコミットと呼び,新しいコミットをGitリポジトリに追加することを「コミットする」と言います.
まとめ
今回はGitリポジトリにファイルを追加する方法を紹介しました.
ファイルを追加するには2つのコマンドを使います.
git add
コマンド:リポジトリに追加するファイルを選ぶgit commit
コマンド:ファイルの変更履歴をリポジトリに追加する
ファイルの変更状況を確認するときはgit status
コマンドを使いました.
Gitで作業内容を管理するともし変更内容が消えても履歴から元に戻せるので便利ですね!