文字列ってちょっと扱いづらいですよね。リストや辞書に比べて用意されているメソッドも少なく操作に困ってしまいます。
文字列をリストにできると操作の幅が広がりますよね。
今回は文字列を分割してリストで返すsplitメソッド
について紹介します。
サンプルデータ
ここにお家でできるトレーニング一覧があります。
トレーニング同士は,(カンマ)
で繋がっていますね。
# お家でできるトレーニング一覧
training = 'プッシュアップ,クランチ,ヒップリフト '
文字列のままだと使えるメソッドも少なくて扱いづらいですね。
こんなときに役立つのがsplitメソッド
でしょう。
splitメソッド 文字列を分割する
splitメソッドを使うと文字列を任意の区切り単位で分割できます。
分割した結果はリストになるのでリスト用のメソッドが使えるようになりますね。
splitメソッドはこのように書きます。
文字列.split('区切り文字')
トレーニングを,
で区切ってリストに入れましょう。
result_list = training.split(',')
3種類のトレーニングをリストに入れて定義ができました。
appendメソッドを使ってスクワットを追加する
リストで用意されたappendメソッドを使ってスクワットを追加してみましょう。
トレーニングが増えましたね!(笑)
トレーニングを増やすこと自体は文字列のままでもできるかもしれません。
ではトレーニング種目を1つずつ取り出すのはどうでしょう?
文字列のままだと操作が面倒になりそうですね。
しかしリストであればfor文で簡単に取り出せます!
このようにリストにすることで操作の幅が広がりました。
「文字列だと操作がしにくい」と感じるときは別の型に変えてみると良いかもしれません。
まとめ
今回は文字列を任意の区切り単位で分割しリストで返すsplitメソッドについて紹介しました。
文字列だとできないことでもリストになるとできるっておもしろいですね。
文字列には文字列のできること、リストにはリストのできることがあります。
それぞれのデータの特徴を理解するとよりプログラミングが面白く感じるでしょう!