前回ディスクの意味を紹介しました.
情報を記録する記憶媒体をディスクと呼びます.
似たような意味を持つ言葉としてメモリがあります.
ディスクとメモリは具体的に何か違いがあるのでしょうか?
今回はディスクとメモリの特徴の違いについて紹介します.
メモリとは
メモリ(Memory)とは英語で「記憶」や「思い出」という意味です.
コンピューターのメモリを指すときはコンピューターメモリ(Compute Memory)や Random Access Memoryと言うそうです.(RAMというと一般的にはコンピューターのメモリを意味します)
IT分野ではメモリは「記憶装置」という意味があります.
ディスクは「記憶媒体」であり,やはり似たような意味を持ちますね.
ここからは明確な違いを見ていきましょう!
データの処理目的
- メモリ(RAM):実行中のプログラムや作業データを一時的に保持する
- ディスク(HDD or SSD):ファイルやアプリデータを長期的に保存する
メモリはアプリの実行に役立ちます.
そのためメモリが大きい方がアプリを処理するスピードは早くサクサク動きますね.
一方でディスクはファイルやアプリの管理に役立ちます.
ディスク量が多いほど大量のファイルやアプリをPCに保存できます.
データの保存時間
- メモリ(RAM):データを一時的に保存する
- ディスク(HDD or SSD):データを永続的に保存する
メモリは電源が入っている間しかデータを保持できません.
一方で,ディスクは電気供給に関係なくデータを保存できます.
作成したファイルデータはPCの電源を切った後でも確認できますよね.
これはディスクが管理しているためです.
処理スピード
- メモリ(RAM):非常に処理が早い.データの読み取りと書き込みが高速に実行できる
- ディスク(HDD or SSD):メモリと比較して処理スピードは遅い.
メモリ不足になるとアプリの実行は遅くなります.
ディスク量が不足するとアプリがインストールできません.
気をつけましょう.
容量
こちらは一般的なPCのメモリとディスク数です.
私のPCを確認したところ,メモリ数は32GB・ディスク数は474GBでした.
- メモリ(RAM):数GB~数TB
- ディスク(HDD or SSD):数百GB~数PB
メモリとディスクには容量に大きな差があります.
この原因は価格でしょう.
ディスクは500GB~1TBが3,000円程度で売られているのに対し,メモリは4GB 2,000円はします.1GBで考えるとメモリのほうが83倍も高いと言えますね.(500/6=83.333)
メモリは高速にデータを処理できる分価格が高い傾向にあります.
ディスクは処理スピードは遅いですが価格は安いです.
まとめ
今回はメモリとディスクの違いについて紹介しました.
メモリとディスクはどちらも一長一短ですね.
メモリ
- 価格:高い
- 処理スピード:早い
- データの保存時間:短い
ディスク
- 価格:安い
- 処理スピード:遅い
- データの保存時間:長い
メモリとディスクの長所・短所をうまく組み合わせてPCは動いていると分かりました.
アプリの処理スピードが遅いときやインストールできないときはメモリやディスク容量を確認してみましょう!